5月29日(水)の門別競馬メイン第12レースは。「モンテロッソ賞」(B4-2・C1-1、門別競馬場1200メートル)。
注目牝馬がいよいよ、3歳での初戦を迎える。◎10 パレスラブリー(牝3、角川秀樹厩舎)。昨年2歳牝馬の重賞路線でアークヴィグラス(南関東移籍後も含め重賞5勝)らとトップを争い、遠征の金沢シンデレラカップで重賞初V。2歳時の最終戦となった遠征のローレル賞(川崎1600メートル)でも3頭による大接戦の末にアークヴィグラスから0秒1差の3着に踏ん張り、グランダム・ジャパン2歳シーズン総合2位の成績を残した、世代トップ級の逸材だ。デビューから6戦し、エーデルワイス賞JpnIII・7着を除き、地方馬だけのレースではすべて3着以内に食い込んでいる安定感も際立っている。年度替わり後の4月20日から坂路に入り、計43本を消化。最終追いでは12.8-11.9-12.4(37秒1)をマークし、一応の態勢は整ったのではないか。いずれは古牝馬重賞でタイトルも狙えそうな素材だけに、B4-2組以下の条件はかなり恵まれた印象。シーズン初戦から好発進を決めるか。
昨季から長期休養を挟んで3連勝中の○7 レオンマテラ(牡5、佐久間雅貴厩舎)が立ちはだかりそう。約10カ月ぶりだった今季初戦の前走はプラス16キロの馬体重、ゴール前でクインズジャーニーに詰め寄られたものの素質通りに押し切ってみせた。今回も1カ月半近く開いたものの、詰めて使われたケースが逆に少ない馬だけに、今回も自分の能力はキッチリ発揮してくれるものとみる。
上記2頭が過去に示してきた能力通りの走りを見せるなら、他馬とはちょっと能力差の開きがありそう。単騎マイペースで行けた際の△4 ミネコガンバロウネ(牝4、米川伸也厩舎)、末脚勝負の流れになった際の△1 リボース(牝4、小野望厩舎)、△5 クインズジャーニー(牡8、安田武広厩舎)、△8 ディーズアマーレ(牝4、山中静治厩舎)、△9 ブリリアントアリス(牝5、米川昇厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>

馬単 10→7 7→10(2点)
3連単(フォーメーション) 10・7→10・7→1・4・5・8・9(10点)
(文/ひだか)