16日(日)水沢競馬メイン第11レースは伝統の「第47回一條記念みちのく大賞典(M1)」(水沢競馬場2000メートル)。
◎7 エンパイアペガサス(牡6、佐藤祐司厩舎)は北上川大賞典優勝後、例年と同様に南関東へ移籍して2戦を使って帰郷。オグリキャップ記念連覇を狙って笠松へ遠征しましたが、1着賞金が1000万円へ倍増。それに伴ってメンバーも強化。カツゲキキトキトの4着に終わりましたが、グレイトパールと同着なら上々の内容と言っていいでしょう。その後はみちのく大賞典一本に絞って調整を進め、メイセイオペラ以来、史上2頭目の3連覇を狙います。水沢2000メートルは4戦3勝、あとはダービーグランプリ2着。ベスト条件で偉業達成なるか注目が集まります。
○6 ハドソンホーネット(牡5、齋藤雄一厩舎)は南関東B1から3度目の岩手入り。トライアル・あすなろ賞を0秒4差で完勝。自らハイペースを形成しながら逃げ切りを決めました。サンエイキャピタルが逃げを主張するかがカギを握りますが、2番手に控える競馬も問題なし。ペースが落ち着くと強じんな粘りを披露し、距離延長は望むところ。
▲4 サンエイキャピタル(牡4、瀬戸幸一厩舎)はシアンモア記念4着でデビューからの連勝は5でストップしましたが、休み明けに加えて初の古馬挑戦。ひと叩きされた上昇度と成長力で今度こそ。
△3 チェリーピッカー(牡6、畠山信一厩舎)はあすなろ賞で完敗2着でしたが、昨年のみちのく大賞典で2着を確保しました。
△10 グランユニヴェール(牡6、櫻田康二厩舎)は好調度でどこまで。
<おすすめの買い目>
馬単 7→6・4・3 6・4→7(5点)
3連単(フォーメーション) 7→3・4・6→3・4・6・10(9点)
(文/松尾康司)