6月9日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「オッズパーク賞スタリオンカップ」(3歳以上選抜)が行われます。
昨季のリーディングサイヤー上位5産駒の通算収得賞金順上位馬による選抜戦。年齢は5歳から9歳、格付はB2級からオープンまで幅広いメンバー構成です。最軽量640キロはキンオーザ、650キロがゴロウマルなど3頭、660キロがセンショウニシキ、670キロがフナノクン(牡6、松井浩文厩舎)、トップハンデ680キロがオレノココロ、メジロゴーリキ、センゴクエースでその差は最大40キロと大きくついています。A1級とオープン馬の重量は前走から据え置き、または減っており、格付上位馬が有利なのは明白といえます。
◎1 メジロゴーリキ(牡5、松井浩文厩舎)680キロを本命に推します。4歳シーズン後半にチャンピオンカップ、ポプラ賞と重賞2連勝している快速馬です。今季初戦のスプリングカップではコウシュハウンカイの4着、ばんえい十勝オッズパーク杯はオレノココロの5秒8差の3着、前走のエメラルド特別はミノルシャープを1秒9差まで追い詰め2着に惜敗しています。今回は選抜戦だけに相手も一変していますが、この馬より前で競馬できる馬は少なく、重量は据え置きと恵まれています。逃げ切りが可能です。
○2 センゴクエース(牡7、槻舘重人厩舎)680キロが対抗です。重量1トンのばんえい記念優勝の影響か、さらには騎手変更もあり、今季初戦のスプリングカップでは競走中止。前走エメラルド特別では障害が改善し、ミノルシャープの3着と復調気配が見られました。障害さえ上手く切れれば差し切りは十分可能です。
▲8 オレノココロ(牡9、槻舘重人厩舎)680キロが3番手です。格・実績とも上位ですが、軽量の今回は時計の競馬になるのは必至。あまり忙しい競馬になると厳しそうで3番手評価です。
<おすすめの買い目>
馬単 1→2・8・6(3点)
3連単(フォーメーション) 1→2→8・6(2点)
(文/小寺雄司)