20日(木)の門別競馬メイン第12レースは「第5回ヒダカソウカップ」(3歳以上牝馬、門別競馬場内回り1600メートル)。
ホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイターでは今季最初に行われる牝馬限定重賞。3着馬までに、7月18日グランダム・ジャパン古馬シーズン第3戦のノースクイーンカップ(外回り1800メートル)の優先出走権が与えられるとあり、10頭立てながら見どころ多いメンバー構成となった印象だ。
近況等から有力候補はある程度絞られるが、中でも注目は2連覇がかかる前年覇者◎6 ディナスティーア(牝7、松本隆宏厩舎)。昨年、3連覇めざした前女王ジュエルクイーンらを撃破し初タイトルを掴んだのだが、とにかく気温の上昇に伴って調子を上げてくる夏馬の印象が強く、8月にかけてあたりまでが能力全開のシーズンとなるのではないか。コーナーから仕掛けても長く良い脚を使えるタイプだけに、重賞では特に早めからペースが上がりやすい内回り1600メートルはピッタリだろう。早めの押し上げから押し切りを図ることになりそうな○4 アップトゥユー(牝5、角川秀樹厩舎)を、ゴール前で捕まえてみせるか。
▲9 クロスウィンド(牝4、若松平厩舎)は昨年3歳7月に、ここ門別で3歳三冠ラスト決戦・王冠賞を制し、11月には川崎の3歳牝馬重賞・ロジータ記念を制した世代トップ級牝馬。潜在能力発揮なら楽勝まであって驚けない実績馬だが、ここが約2カ月半ぶりの再転入初戦。順調度ではディナスティーア、アップトゥユーが上回るとみられるだけに、ここは地力に期待しての単穴評価としたい。
△2 タイムビヨンド(牝7、堂山芳則厩舎)、△3 スターレーン(牝5、田中淳司厩舎)、△5 ソーディスイズラヴ(牝5、田中正二厩舎)、△7 クオリティスタート(牝5、角川秀樹厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔4・9(4点)
3連単(フォーメーション) 6→4・9→4・9・2・3・5・7 4・9→6→4・9・2・3・5・7(20点)
(文/HDK)