7月8日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「白鳳賞」(5歳牝馬オープン)が行われます。
別定重量戦のために各馬にハンデが課せられています。最軽量610キロがサカノメイケツ(田上忠夫厩舎)他1頭、620キロがイズミクィーン他3頭、630キロがメヂカラ(西邑春夫厩舎)他1頭、640キロがシンエイボブ、トップハンデ650キロがナカゼンガキタの計10頭ですが、その差は最大で40キロとなります。今開催は雨がなく乾いた馬場ですが、微妙に軽い馬場状態で時計が速くどの馬にもチャンスがある一戦です。
◎2 ナカゼンガキタ(西康幸厩舎)650キロを本命に推します。格付けはA1級でトップハンデ650キロでの出走となります。A1級、オープン(ともに混合戦を含む)で勝ち負けをしている実力馬。今季は1勝ですが、その1勝が2走前の水無月特別で、先行力と障害には絶対の自信を持ったサクラダイチとの接戦を制して1秒5差の1着と強い内容でした。前走のシルバーカップでも660キロでウンカイタイショウの7秒7差の2着は、相手関係を考慮すると大健闘の走り。負担重量650キロも前走時より10キロ軽い出走と恵まれた重量といえます。
○9 イズミクィーン(小北栄一厩舎)620キロが対抗です。B2級格付けです。イズミクィーンといえば鬼脚といわれるほど、はまった時は直線の上がりタイム20秒台前半で駆けることもあり、このメンバーでは屈指の破壊力の持ち主です。その分、毎回同じ障害が切れず信頼感にやや欠けるタイプでもあり逆転もある対抗です。
▲10 シンエイボブ(久田守厩舎)640キロが3番手です。格付けはA2級。今季は未勝利です。対戦相手が強化してきて持ち前の先行力が生かし切れないレースが続いているのが大きな敗因といえますが、前走2着と復調の兆しが見られました。
<おすすめの買い目>

馬単 2→9・10・8・3・7(5点)
3連単(フォーメーション) 2→9→10・8・3・7(4点)
(文/小寺雄司)