2日間連続開催となる8月13日(火)の金沢競馬は、C1・C2級の牝馬による「C級クイーン賞」(金沢競馬場1500メートル)が、最終第12レースで行われます。各馬の力量比較が難しく展開が読みにくい一戦になっています。
◎8 アイムソーハッピー(牝4、宗綱泰彦厩舎)の巻き返しに期待したいです。川崎から転入してきた当初はB2級で苦戦しましたが、C1級にクラスが下がると2着に粘り込んで、金沢でもやれる手応えをつかみました。前走は出遅れに泣いて8着に崩れましたが、前々でレースが運べれば連絡みは十分に狙えます。もまれる心配がない外枠発走もプラスで、発馬を決めて逃げた馬に食い下がっていければ勝機はあります。
○3 パーフェクトクイン(牝4、吉井敏雄厩舎)もB2級ではまだ実力不足ですが、C1級なら連絡みできるスピードがあります。2走前のC1級三組以下の牝馬限定戦でも2着に粘り込んでおり、今回の条件なら勝ち負けできそうです。以前は先手を奪って逃げないと大敗するもろさがありましたが、最近は2、3番手で控えても辛抱できるようになって、レースぶりが安定しています。今回も好位をキープして直線抜け出しを図ります。
▲7 ベルコルポ(牝4、佐藤茂厩舎)は前走単勝1番人気に推されながら6着と人気に反しましたが、先手を奪って自分のレースに持ち込めれば変わり身は十分にあります。それほどハナにこだわるメンバーが見当たらない今回は楽な先手が見込めそうで、発馬を決めてペースを握ってしまえば、そのまま押し切ってしまうシーンも考えられます。
先団が競り合う流れになるなら差す脚もある△2 ウインドティアーモ(牝5、野田幸雄厩舎)の浮上がありそうです。
△5 ゴクロウサマ(牝4、黒木豊厩舎)も前走3着に詰め寄った差し脚が再度発揮できれば上位進出がありそうです。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔3・7・2・5(8点)
3連単(フォーメーション) 8→3・7・2・5→3・7・2・5 3・7・2・5→8→3・7・2・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)