14日(水)佐賀競馬メイン第9レースは重賞「第19回サマーチャンピオンJpnIII」(佐賀競馬場1400メートル)。
◎1 スマートレイチェル(牝5、JRA・西園正都厩舎)は、準オープン特別ではなかなか勝ち星を挙げられませんでしたが、前々走の2着のあと、前走のシドニートロフィー(5月18日、JRA京都1200メートル)を勝利しました。今回がオープン昇級初戦ですが、JRA勢に重賞勝ち馬は不在で、52キロの軽ハンデを活かしての逃げ切りも十分狙えそうです。
〇2 ヒザクリゲ(牝4、JRA・牧浦充徳厩舎)は、デビューからここまで掲示板外に敗れたのは1度だけと上位を堅実に確保。2月に500万円以下条件で2勝目を挙げると、そこから3連勝でこちらもオープン昇級初戦です。これまで1200メートルまでの経験しかなく、距離延長が課題の一戦となりそうです。
▲10 グランドボヌール(牡5、JRA・鈴木孝志厩舎)は、芝では前走の中京記念GIII(7月21日、JRA中京芝1600メートル)5着と重賞でも勝ち馬と差のない競馬をしていますが、ダートは3歳1月の未勝利戦以来となります。JRA勢は1200メートル以下を主に使われている馬が多い中、こちらは距離実績が豊富です。ダートをこなせば優勝争いまで進出してきそうです。
△9 シャインヴィットゥ(牡5、JRA・小野次郎厩舎)は、オープン特別昇級後の2戦は2けた着順に敗れました。しかし、2戦ともに先行力は見せており、相手関係が楽になっての変わり身は十分に期待できそうです。
JRA勢のもう1頭、△6 ナンチンノン(牡8、JRA・中竹和也厩舎)も近走不振ですがここでは上位進出が狙えそうです。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 1・2→1・2・10(4点)
3連単(フォーメーション) 1・2→1・2・10→1・2・10・9・6(12点)
(文/上妻輝行)