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ﾜｲﾙﾄﾞﾀﾞﾝｻｰの反撃なるか｢おとめ座特別｣（名古屋競馬）

8月20日（火）の名古屋競馬ﾒｲﾝ第10ﾚｰｽは｢おとめ座特別｣（B級1組､名古屋競馬場1600ﾒｰﾄﾙ）｡

上位馬の評価差わずかで激戦模様だが､◎10 ﾜｲﾙﾄﾞﾀﾞﾝｻｰ（牡7､今津博之厩舎）の素早い反撃に期待したい｡前走の笠松出張戦は積極的なﾚｰｽ運びがむしろﾏｲﾅｽに作用した｡速い流れの中､先行勢を積極的に追い､早めに捕らえようと動いて､後続馬の強襲を引き出したと分析できる｡ただそれでも0秒3差3着｡力の片りんを発揮していた｡中央3勝馬でﾚﾍﾞﾙ高い南関東､北海道の強敵相手にもまれた底力､実績はやはりﾜﾝｸﾗｽ上｡先行馬が多い構成とあれば､後方から豪快なまくりで仕留めた転入初戦の走りの再現だ｡

主導権がﾍﾞｽﾄの馬は多いが､ﾏｲﾙ戦で先制しやすい内枠に入ったことで､○3 ﾈﾘﾁｬｷﾞ（牝4､安部幸夫厩舎）､▲1 ﾏｲﾈﾙｾｯｶ（牡4､井上正厩舎）のどちらかの逃げと読むのがﾍﾞﾀｰ｡2頭ともに勝ち星すべてを逃げ切りで飾る逃げﾀｲﾌﾟで､どちらも先制したい｡主導権争いが､馬券戦術のﾎﾟｲﾝﾄのひとつになりそうだ｡

先行ﾀｲﾌﾟが多く､流れや展開は差し馬に向く可能性が高い｡決め脚鋭い△5 ﾆｭｰｸﾗｳﾝ（牝5､藤ｹ崎一男厩舎）の一撃は特に警戒が必要｡前走はﾚﾍﾞﾙ高い企画戦でしかも距離不足の1400ﾒｰﾄﾙ｡それでも後方から4着まで押し上げてみせた｡【2･2･1･0】と得意のﾏｲﾙ戦に変わり､変身に注意したい｡

穴は昇級戦でも距離延長が上積み材料の差し馬△4 ﾃﾞｨｰｴｽﾌｧﾆｰ（牡5､今津勝之厩舎）｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単（ﾏﾙﾁ）　10⇔1･3･4･5（8点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　10→1･3･4･5→1･3･4･5　1･3･4･5→10→1･3･4･5（24点）

（文／中部地方競馬記者ｸﾗﾌﾞ）

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