レース展望・予想
■2019年09月21日
ツララ初タイトルへ「ヴィーナススプリント」(盛岡競馬)

21日(土)盛岡競馬メイン第10レースはオープン牝馬による準重賞「ヴィーナススプリント」(盛岡競馬場ダート1200メートル)。

◎3 ツララ(牝5、石川栄厩舎)は南関東から再転入後、短距離を専門に使われて【1.2.1.1】。毎回上位争いを演じています。特に盛岡ダート1200メートルは過去6戦3勝、2着2回。連対を外したのはラブバレットが勝った重賞・岩鷲賞5着のみ。この条件を最も得意としています。しかも今回は牝馬同士の戦いで相手有利は明白。どんな流れにも対応でき、タイトル獲得に王手をかけました。

○1 メスカル(牝4、菅原右吉厩舎)は今季C1スタートから5勝、2、3着各1回。前々走は4着に終わりましたが、出遅れたのが致命傷。そのお返しとばかり、前走3馬身差で圧勝しました。盛岡1200メートルでの走破タイム1分12秒6も非常に優秀でしたし、成長を続ける4歳馬。驚異の上がり馬が格上馬を蹴散らすか注目です。

▲6 コスモパープル(牝7、板垣吉則厩舎)はビューチフルドリーマーカップは落馬のアクシデント(競走中止)がありましたが、大事に至らず順調に乗り込まれています。水沢5戦1勝に対し、盛岡は牝馬準重賞・フェアリーカップも含めて3戦3勝。典型的なサウスポーと見ていいでしょう。あとは未経験の1200メートルへの対応がカギですが、レースぶりからは問題なし。まとめてのシーンまで。

△4 ペキノワ(牝4、櫻田康二厩舎)は移籍前2戦の凡走が気になりますが、南関東C1に在籍。牝馬オープンなら通用。

△2 ヒワラニ(牝6、佐藤雅彦厩舎)は中央芝1200メートル1勝。距離短縮で反撃一考。

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馬単 3→1・6・4・2(4点)
3連単(フォーメーション) 3→1・4・6→1・2・4・6(9点)

(文/松尾康司)

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