レース展望・予想
■2019年09月29日
スピードが違うハイタッチガール「金沢プリンセスカップ」(金沢競馬)

9月ラスト開催となる29日(日)の金沢競馬のメインカードは、最終第11レースで行われる2歳牝馬による重賞「第14回金沢プリンセスカップ」(金沢競馬場1400メートル)です。

今年デビューした2歳馬による金沢で最初の重賞は、11月12日に行われるグランダム・ジャパン2歳シーズンの金沢シンデレラカップで、遠征勢を迎え撃つ地元代表馬を決める一戦でもあります。

◎3 ハイタッチガール(中川雅之厩舎)は北海道ですでにJRA認定戦を勝っており、転入初戦の前走は断然の1番人気に支持されましたが、終始他馬にマークされて競り込まれる厳しい展開となり2着に敗れました。転入初戦勝ちは飾れませんでしたが、4コーナーでいっぱいの手応えながら直線伸び返して、後方から追い上げた勝ち馬にゴール前で食い下がった内容には底力の高さを感じました。今回も前に押し出されて逃げる格好になるとマークされる危険はありますが、逃げた馬を見ながら外め好位から追走できれば、スピードの違いで直線抜け出せそうです。

○7 ドンナフォルテ(金田一昌厩舎)は新馬戦で2着を2秒2も引き離す圧勝劇を演じた好素材で、JRA認定初戦のサードニクス賞では追い上げ届かずの3着に敗れましたが、前走のサファイア賞ではサードニクス賞を勝ったエクメディアリオンとのマッチレースを制してリベンジを果たしました。認定戦を勝ってひと息入れてこの金沢プリンセスカップを使うのは予定通りのローテーションで、追い切りの動きは順調そのものです。今回は北海道や中央からの移籍馬が相手になりますが、ヒケはとらないスピードを秘めています。

▲2 リザード(高橋俊之厩舎)は北海道からの移籍馬で、未勝利戦で3戦連続2着と勝ち切れないままで金沢への転入となりました。ハナ差での惜敗が2度もあることから競り合っての弱さが気になりますが、金沢なら先行スピードの違いを見せられそうです。いきなりの重賞は条件的には厳しいですが、うまく外に持ち出して先団に食い下がっていければ、転入初戦から好勝負できそうです。

中央未勝利から転入後2連勝中の△6 ハートフルシーン(加藤和義厩舎)も見逃せません。2戦とも2着を8馬身引き離す圧勝劇で、まだ底を見せていない魅力があります。

△1 チョウマイモン(金田一昌厩舎)も前走のくろゆり賞は伸びを欠いて6着に敗れましたが、デビュー戦の1400メートル戦で2着に詰め寄った内容から巻き返しがあっても不思議ではありません。

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馬単(マルチ) 3⇔7・2・6・1(8点)
3連単(フォーメーション) 3→7・2・6・1→7・2・6・1 7・2・6・1→3→7・2・6・1(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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