レース展望・予想
■2019年10月03日
意欲の遠征で2勝目狙うトモジャクアルト「名古屋CC マース賞」(名古屋競馬)

10月3日(木)の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CC マース賞」(A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1400メートル)。

1勝クラスの交流戦は中央勢優位が続いている。今シリーズは絶対的な主役までは不在だが、好調度でリードする◎3 トモジャクアルト(牡4、JRA・大根田裕之厩舎)を中心視したい。今夏の復帰後は芝ばかり使われているが、1勝クラスで好勝負を演じ続けてみせる。休み明け初戦こそふた桁着順と大敗を喫したが、その後は4、6、4、8着。1勝クラス卒業もしっかり視界に捉えている。前走は芝の6ハロン戦で2番手を追走したように、小回り名古屋コース向きの高い先行力を持つのも大きな魅力。事実、過去の地方遠征2戦(笠松、園田)では1勝、2着1回とパーフェクト連対をしており、地方コースへの適性が高い。ポイントは久々のダート戦だが、未勝利戦ながら入着経験もある。陣営が2勝目を十分意識した、地方遠征といえそうだ。

○6 プロネルクール(牝4、JRA・千田輝彦厩舎)は大敗が多い近況だが、中央のレースで価値ある勝利を挙げた好素材。新馬戦、未勝利時代には短距離ダートが主戦場で、コンスタントに勝ち負けしていた地力派でもある。500万下(1勝クラス)での入着は昇級直後の1戦(4着)のみだが、手ごろな相手との対戦に変わった条件交流戦。当然、高い評価が必要だ。

▲7 ウォーターファラオ(牡3、JRA・岡田稲男厩舎)も軽視できない。最近は見せ場が少なく不発のレースが多いが、初勝利を笠松遠征で挙げたように地方適性十分。差しタイプゆえ、展開に左右される面があり、速い流れになってほしいところだろう。

地元勢では△2 ハーツジュニア(牡7、角田輝也厩舎)に注目。A級への昇級初戦になるが、中央時に2勝を挙げている言わば“格上的存在”。東海移籍後、しぶとく安定した先行力を発揮し、6戦すべてで馬券貢献するように。JRA勢を相手に力と意地を見せつけていい。

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馬単(マルチ) 3⇔1・2・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・6・7→1・2・6・7 1・2・6・7→3→1・2・6・7(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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