10日(木)の園田競馬メイン第11レースに「J−PLACE観音寺開設1周年記念」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われます。
16年3月にオーシャンステークスGIII(中山芝1200メートル)を制している◎3 エイシンブルズアイ(牡8、森澤友貴厩舎)が園田に転入してきました。実戦は17年12月の中山・ラピスラズリステークス(オープン)5着以来ですが、2度の能力検査を叩いて走れる状態のはずです。9月10日の能検では510キロ(前走からプラス36キロ)で1400メートル・1分34秒4でしたが、25日の自主能検では507キロで同1分32秒9を計時しました。レースでは馬体も絞れ、時計は大幅に短縮されるはずです。JRAでは芝を多用していますが、勝ち馬から1秒以上での敗戦は2度(1秒1、1秒4)だけです。メンバー的にもスピードの違いを見せそうです。
3走前、前々走とオープンを差し切り連勝している○2 イルティモーネ(セン6、小牧毅厩舎)は末脚が武器です。JRA2走のみで3歳時に園田へ転入し、末脚を生かして11勝をマークしました。A1昇級後も前述した連勝など4勝しています。
JRAでは新馬戦など4勝▲6 リッパーザウィン(牡7、橋本忠明厩舎)は昨年8月から園田所属になってA1を3勝です。5月以来ですが、9月24日の西脇での能検では520キロと太め残りもなく、1200メートル・1分18秒3の好時計をマークしています。2度目(前回は兵庫ゴールドトロフィーJpnIII・8着)の手綱を取る鴨宮祥行騎手がスタートを決めて逃げると怖いです。
初のオープン挑戦ですが、園田コース8勝、2着1回☆4 ナリタミニスター(牡4、坂本和也厩舎)に勢いがあります。
3月以来でも重賞4勝など14勝している△8 インディウム(牡7、田中範雄厩舎)が続きます。
<おすすめの買い目>

馬単(ボックス) 3・2・6・4・8(20点)
3連単(1軸流し) 3→2・6・4・8(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)