11月1日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ギンネム特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
転入後の2戦ともに余裕あふれる鮮やかな抜け出しで連勝を飾る◎1 アドマイヤムテキ(牡6、角田輝也厩舎)は信頼度が高い本命馬だ。中央1勝クラスから今秋移籍。転入初戦のA級5組を名刺代わりに5馬身差の勝利で仕留めれば、前走の2組では2番手をキープから悠々と早めの抜け出しで、再び5馬身差をつける完璧な勝利。勝って同条件と参戦有利。しかも中央時に2勝をマークしている1400メートルへの距離短縮もプラス材料。さらに追い切りでも軽快なフットワークで好ラップを叩き出したように気配絶好とくれば死角は少ない。
相手探し戦がポイントだが次位争いは紙一重。同条件の2組でクビ差の2着に粘った○4 ベルリラ(牝4、坂口義幸厩舎)がその筆頭か。9月の中央条件交流戦での3着を弾みに、その後、A級3組を勝利し、前走は2組でも勝ち負け(2着)を演じた。前団で安定したレース運びができる堅実な差しタイプでもあり、馬券に欠かせない。
2走連続して2着だが▲8 メイショウカラタチ(牝4、田中敏和厩舎)の好調さも見逃せない。10月の中央条件交流戦で価値ある2着に食い込めば、前走のA級3組でもきっちり連対確保。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合と言えそうだ。
初のA級特別出走だが、昇級後もシャープな差し脚を発揮する△3 ギガドルマ(牡4、倉地学厩舎)に、復帰後確実に前進する△7 シンゼンムサシ(牡5、藤ケ崎一人厩舎)も差はわずか。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 1⇔3・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1→3・4・7・8→3・4・7・8 3・4・7・8→1→3・4・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)