レース展望・予想
■2019年11月14日
地の利があるポルタディソーニに期待「東海菊花賞」(名古屋競馬)

11月14日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第60回東海菊花賞(SP1)」(名古屋競馬場1900メートル)。

暮れの大一番・名古屋グランプリJpnIIトライアルの地方全国交流に、5頭の遠征勢を含む12頭がフルゲートで激突する。勝ち負けレベルの実力派ぞろいで混戦模様だが、地の利がある“東海女王”◎3 ポルタディソーニ(牝5、瀬戸口悟厩舎)から狙いたい。前走の重賞・ゴールド争覇では、7ハロン戦もあって高知の快速馬ケイマにスピード負けしたが、好位をキープからしぶとく粘り込み、価値のある銀メダルを獲得。7月名港盃では兵庫のタガノゴールドを破るなど、着実に蓄えてきた力を交流重賞で披露してみせる近況。ゲートが抜群で、前々の位置取りからソツのないレース運びができるから成績が安定する。ロスの少ない内の3枠スタートは大きな買い材料。久々の1900メートルも距離は問わないタイプ。強敵の遠征勢撃破は十分。

実績上位はもちろん○10 ディアドムス(牡7、大井・森下淳平厩舎)。全日本2歳優駿JpnI(14年)の優勝馬で、南関東移籍後も重賞2勝をはじめ、重賞戦線で活躍する大物だ。今夏復帰後は入着こそないが、東京記念などレースレベルが高いのも一因。最近は使われながら調子を上げていく、叩き良化型でもある。復帰4走目、手ごろな相手に替わる東海遠征で、プライドの走りを見せつけるか。

▲7 キングニミッツ(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)も有力なV候補。こちらも南関東のバリバリのオープン馬で、最近2走では南関東の重賞(ダートグレードを含む)でともに入着を果たした地力派。東海遠征で念願の初重賞制覇を飾りたい。

△9 グレイトパール(牡6、佐賀・川田孝好厩舎)も軽視できない。前走の九州大賞典を8馬身差の圧勝で飾り、絶好調。中央時代にはダート重賞2勝の実績派でもあり、あっさりのケースがあっても驚けない。

使われながら調子を取り戻している△11 エイシンセラード(牝4、川西毅厩舎)も一撃を秘める。

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馬単(マルチ) 3⇔7・9・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 3→7・9・10・11→7・9・10・11 7・9・10・11→3→7・9・10・11(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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