11月26日(火)の名古屋競馬メイン第12レースは「オリオン座特別」(B級1組、名古屋競馬場1800メートル)。
前走勝利馬の多い好調馬対決だが、転入後無傷の5連勝を飾る◎8 リーガルマインド(牡3、竹下直人厩舎)の上り詰める勢いが魅力だ。今秋に中央から転入し、3歳戦をあっさりと5連勝。自在な走りで、しかもいずれも2着馬に明確な着差をつける快勝で仕留める好素材だ。特に前走はレベル高い3歳C級1組特別を好位から抜け出して難なくクリア。未勝利戦ながら中央で4着入着した力の証しとも言えた。当地初の1800メートル戦だが中距離を主戦場にしていた中央時から考えればむしろプラス材料。先行力があり、差しにも構えられ、レースセンスも備える。なによりただ1頭の3歳馬で伸びゆく魅力にあふれる。強敵ぞろいのB級1組でも不安より期待感が上回る。
一番の強敵は地力上位の○5 ラモントルドール(牝5、今津博之厩舎)。ここ2走は大敗もさすがに難敵ぞろいのダートグレート競走では致し方なし。休養前の今年5月にはA級3組特別で馬券貢献(3着)したようにB級に降級すれば能力、底力もワンクラス上。中距離実績もあり、逆転を狙う。
展開に左右される追い込みタイプだが▲2 トーホウウノ(牝5、原口次夫厩舎)の破壊力ある末脚も不気味。前走の1組特別は後方不発に終わったが、2走前の3組は後方から一気に抜け出し3馬身差で快勝。1800メートルは1、3着各1回と距離相性もよく軽視できない。
勝ち切れない走りは続くが、堅実差しに定評がある△4 タイセイキセキ(牝5、今津勝之厩舎)や△6 ナムラユッキー(牝4、安部幸夫厩舎)の一発にも警戒したい。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 8⇔2・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 8→2・4・5・6→2・4・5・6 2・4・5・6→8→2・4・5・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)