レース展望・予想
■2019年12月17日
距離延長でもイリュージョニストの6連勝期待「能登波の花賞」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は火、水曜日の変則開催になります。12月17日(火)に行われる金沢競馬のメインは、第10レースの準重賞「能登波の花賞」(B級、金沢競馬場1900メートル)です。今年も昨年に続き連勝中の3歳馬が距離延長を克服できるかが注目となります。

◎5 イリュージョニスト(牡3、松野勝己厩舎)は今夏に中央未勝利から金沢に移籍してきて、初勝利を挙げるまでに5戦を要しましたが、9月下旬から古馬と走るようになってから一変。ここまで5連勝と本格化しています。特に近走で勝ち星がある馬ばかりを集めた2走前のB2級では、初の1700メートル戦にもかかわらず、転入から負けなしだったダークオブザナイトに直線競り勝って、連勝を伸ばした内容には驚かされました。今回は距離が1900メートルになりますが、中央在籍時には2100メートル戦を経験していることから、距離延長はそれほど問題はなさそうです。昨年は5連勝で臨んだエイシンペガサスがこのレースを逃げ切って6連勝を達成しましたが、イリュージョニストも続いて来季の飛躍につなげたいところです。

○9 レッドオリアナ(牝5、加藤和宏厩舎)は今秋に中央1勝クラスから転入してきて、5戦4勝、3着1回と底を見せていません。中央在籍時には短距離を使われていたことから、前走の1700メートル戦はどうかと思われましたが、2番手追走から早めに先団から抜け出して4コーナーを先頭で回ると、後続を7馬身引き離す圧勝劇でした。今回はさらに距離が延びますが、前走のように勝負どころから早めに先頭へ抜け出して独走に持ち込めれば、後続の追い上げを抑え込めそうです。

▲11 エイシンクウカイ(牡5、高橋俊之厩舎)は前走3コーナーで落馬競走中止してしまったダメージが心配ですが、中間は2本の追い切りを消化していることから、出走態勢は整っているようです。今季は冬場に大井で使われた疲れが響いて思うような活躍はできませんでしたが、B級に降級してからは自信を取り戻してきています。昨季後半はA2級でも勝ち負けしていた実績から、B級ならスピード上位の存在。初の1900メートル戦さえ問題なければ巻き返してきそうです。

△6 サッキースピネル(牡3、加藤和義厩舎)はここ2走では上記3頭に先着されていますが、追い上げるレースもこなせることから距離は対応できそうです。前崩れの展開になれば突っ込んでくるシーンは考えられます。

△8 ヴレ(牡6、黒木豊厩舎)も終盤に追い上げてくるレーススタイルから長い距離は合いそうで、展開次第で直線一気の浮上があるかもしれません。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 5⇔6・8・9・11(8点)
3連単(フォーメーション) 5→6・8・9・11→6・8・9・11 6・8・9・11→5→6・8・9・11(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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