12月8日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第44回ばんえいオークス」(3歳牝馬)が行われます。
3歳シーズンで牝馬唯一の重賞。定量670キロで真に強い馬が勝つレースで、昨年はミスタカシマが優勝しています。格付は上はB2級のジェイカトレアから、C1級のハイトップフーガら7頭まで大きくついていますが、同重量なら格上馬有利は明白です。
◎6 ジェイカトレア(平田義弘厩舎)670キロを本命に推します。昨年のミスタカシマほど絶対的な本命馬ではありませんが、2歳シーズンの黒ユリ賞優勝馬で、B2格付はこのメンバーに入ると大威張りできます。今季は3勝を挙げていて、前走のB2級-2組戦では果敢に先行して障害も1番手でクリア。ゴール前では藤野俊一騎手も手綱を持ったままで余裕の1着でした。課題であった障害も近走はひと腰で切れ、末脚の切れは同世代の牝馬では屈指。相手探しの一戦といえます。
○7 ヤマサンブラック(岩本利春厩舎)670キロが対抗です。今季は16戦して2勝に対し、2着5回とひと押し不足ですが、前走のB4級では相手に恵まれた感はあるものの2着に18秒4もの差をつけて圧勝しています。
▲3 ヒメトラクイーン(松井浩文厩舎)670キロが3番手です。C1級を2連勝してB4へ昇級してからも上位争いに食い込む先行力と障害力を持った馬です。
<おすすめの買い目>
馬単 6→7・3・1・4(4点)
3連単(フォーメーション) 6→7→3・1・4(3点)
(文/小寺雄司)