1月11日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「LVR2020開催記念」(B1級-1組)が行われます。
前開催のB1級-1組平場戦から1着ジェイエース、2着サクラドリーマー、3着セナカなど9頭、B2級-1組平場戦1着アオノゴッド(牡4、金田勇厩舎)の10頭立てで、B1級-1組平場戦のほぼ再戦。特別戦で重量は前走より20キロから最大で45キロ増量されています。例年よりも雪が少ない十勝地方ですが、気温は低く砂も締まり、脚抜きの良い馬場状態で時計の競馬になりそうです。
◎9 ジェイエース(牡4、山本正彦厩舎)720キロを本命に推します。今季は23戦して6勝、2着3回、3着4回の安定感。三冠ではばんえい大賞典、ばんえい菊花賞各4着、2走前のばんえいダービーでは730キロでメムロボブサップから8秒6差の3着と健闘しています。少し障害に注文がつくタイプでしたが、成長しています。同世代に18年ぶりの3歳三冠馬に輝いたメムロボブサップが君臨しているため、無冠なのは仕方ありませんが、第1回能力検査で一番時計を出したほどのスピード馬です。
○1 サクラドリーマー(牡4、今井茂雅厩舎)720キロが対抗です。今季7勝を挙げている快速馬で、ばんえいダービーは18秒3差の4着。2歳時から末脚の切れには定評があった馬でしたが、障害に注文がつき毎回同じレース展開が刻めないタイプ。安定感を欠く面がありましたが、近走はそれも解消されています。
▲4 インビクタ(牡4、松井浩文厩舎)725キロが3番手です。高重量になるとややカンカン泣きしますが、自己条件ならスピードで押し切りも十分あります。
<おすすめの買い目>

馬単 9→1・4・5・2(4点)
3連単(フォーメーション) 9→1→4・5・2(3点)
(文/小寺雄司)