1月4日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ニューイヤーカップ」(A1級-1組)が行われます。
前開催のカトレア特別から4着フェアリースズ、5着カクセンキング、6着ノエルブランなど5頭、A1級-2組混合戦からは1着センリョウボス(牡6、坂本東一厩舎)、2着ホクショウユヅル(牡8、村上慎一厩舎)、4着バウンティハンター(牡8、金田勇厩舎)の8頭立てです。カトレア特別はジェイコマンダーが735キロで1分54秒7の勝ちタイムでしたが、今回上位3頭は不在となっています。
◎6 フェアリースズ(牝6、岩本利春厩舎)725キロを本命に推します。カトレア特別では勝ち馬ジェイコマンダーから12秒6差をつけられていますが4着。今季19戦して5勝、3着3回で、勝ち負けがはっきりした勝負馬的要素を持っています。前走もスタートから後方を進み、先頭が障害を切ってから仕掛け、7番手で降りると、鋭い伸び脚を見せています。勝負がかかった時には前での競馬もできる、器用な脚も持った快速牝馬です。
○1 カクセンキング(牡8、槻舘重人厩舎)750キロが対抗です。カトレア特別5着馬で、フェアリースズと同じく今季5勝ですが、勝ちタイムが1分50秒前後で好成績が多い馬。2分を超える時計になると、持ち味の切れる脚が長く使えずゴール前で失速してしまいます。当日の馬場次第では逆転もある実力馬です。
▲2 サクラダイチ(牡7、金山明彦厩舎)745キロが3番手です。今季1勝ですが、毎回スタートから積極的に先行し障害も巧者。同型馬が多いと直線で詰めが甘くなるのが欠点といえますが、特別戦なら障害力を生かし前残りが期待されます。
<おすすめの買い目>

馬単 6→1・2・8・4・5(5点)
3連単(フォーメーション) 6→1→2・8・4・5(4点)
(文/小寺雄司)