30日(木)の姫路競馬メイン第10レースに、「第49回白鷺賞」(姫路競馬場2000メートル)が行われます。2005年3月以来の復活で、北陸・東海・近畿地区の交流レースになりました。
昨年の兵庫年度代表馬○4 タガノゴールド(牡9、新子雅司厩舎)、年明けの新春賞を制した◎3 エイシンニシパ(牡7、橋本忠明厩舎)の兵庫中長距離のツートップが6度目の対決です。
最初の対戦は18年9月の姫山菊花賞で、逃げるサウスウインドの2番手を進んだのはエイシンニシパで、マークするようにタガノゴールドは3番手の外をキープ。3コーナーで先頭に立ったエイシンニシパをゴール前外から強襲したタガノゴールドがとらえハナ差抑えました。マイタイザンが逃げ切った同年12月の園田金盃は2着エイシンニシパ、4着タガノゴールド。そして、昨年5月の兵庫大賞典は、エイシンニシパが直線で内から差し切って、外を伸びたタガノゴールドは3着。しかし、6月の六甲盃、12月の園田金盃でタガノゴールドが連勝します。特に園田金盃はアタマ差の接戦でした。通算3勝2敗でタガノゴールドがリードしています。さて、今回は? 好位から先に動くエイシンニシパを直線でタガノゴールドが捕まえるか。今回の姫路コースを考慮するとエイシンニシパ有利と見ます。
馬券的には3着探しです。新春賞で3着▲6 メイショウオオゼキ(セン10、新子雅司厩舎)、5着☆11 マコトタリスマン(牡6、中塚猛厩舎)が上位です。両馬とも先行力がありますので、マイタイザンの回避で逃げるシーンも考えられます。
遠征勢では過去に重賞6勝の△5 グルームアイランド(牡9、金沢・高橋俊之厩舎)、昨年3月以来もJRA4勝馬△12 トレジャーマップ(牡9、名古屋・川西毅厩舎)のパドック気配に注意が必要です。
<おすすめの買い目>
馬単 3→4 4→3(2点)
3連単(2軸流しマルチ) 3⇔4⇔6・11・5・12(24点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)