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2月19日(水)の笠松競馬メイン第9レースはJRA交流「春寒特別」(A級3組・中央1勝クラス、笠松競馬場1400メートル)。
中央1勝クラスとの交流レースは相変わらずJRA勢が優勢。今シリーズも粒ぞろいのラインアップで、レースをけん引していく。なかでも実績上位の◎8 コパノジョウオー(牝4、JRA・村山明厩舎)がV最短の存在だ。1勝クラスに昇級後の最近3戦で5、3、6着。いずれも難敵ぞろいの中央のダート短距離で、勝ち馬から1秒前後にまとめている。休養明け、約4カ月ぶりの実戦でいきなり動けるかがポイントになるが、直線を鋭く伸びきった最終追い切りから臨戦態勢はほぼ整ったムード。昨年6月の条件交流戦(3着)で笠松コースを経験したのもアドバンテージになる。得意とする小回りコースの地方遠征で2勝目を飾りたい。
一方、先行馬に有利なペースなら○5 スペシャルボス(牡4、JRA・矢作芳人厩舎)に出番到来。待望の初勝利(昨年5月)、同条件の1勝クラス交流戦でクビ差の2着に粘り込んだのもともに同じ東海地区の名古屋。小回りコースへの適性が高く、持ち前の先行力は馬場が軽くなる笠松コースでいっそう生きてくる。マイペースの逃げに持ち込れば押し切れる。
スタートに課題は残るがシャープな決め脚を持つのが▲1 キモンボーイ(牡4、JRA・田所秀孝厩舎)。典型的な差し馬にとって最内1枠スタートは諸刃の剣だが、直線勝負に持ち込めばアタマまで突き抜けていい。
ともに中央移籍後の初戦が1勝クラスの交流戦になった△9 スマートマウアー(牡4、JRA・大久保龍志厩舎)、△3 ニホンピロコレール(牡4、JRA・服部利之厩舎)は地方戦歴が上々。軽くは扱えない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・3・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・3・5・9→1・3・5・9 1・3・5・9→8→1・3・5・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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