レース展望・予想
■2020年02月24日
重賞3連勝濃厚ニュータウンガール「スプリングカップ」(名古屋競馬)

2月24日(振・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第45回スプリングカップ」(3歳、名古屋競馬場1800メートル)。

レベルが高い南関東、兵庫からの遠征馬はいるが、上昇馬◎2 ニュータウンガール(牝、井上孝彦厩舎)が主役だ。前走の梅桜賞では初距離、初コース、初輸送を克服し、鮮やかな勝利で飾った。レースレコードをマークする余裕の抜け出しで仕留めた暮れのライデンリーダー記念に続き、センスあふれる走りを披露。スッと好位置をキープし、内で流れに乗って脚をため、外に持ち出されての直線一気劇。道中の折り合いに心配がなく、ゴーサインにも鋭く反応して、末脚もしっかりしている。現段階での完成度は高く、東海3歳シーンを断然リードする存在だ。前走と同じ名古屋1800メートルで、中間気配も上々。重賞3連勝を達成して、東海ダービー制覇へさらに前進するか。

梅桜賞で4着に終わった○7 ジェネラルエリア(牝、川西毅厩舎)が、打倒ニュータウンガールを目指している。「距離が延びていいタイプ」と敏腕・川西調教師が評価する好素材は前走、外枠スタートと道中包まれて仕掛けが遅れた不利もあって差し届かず4着。消化不良の走りに終わった。ただ勝ち馬から0秒4差と大きく負けておらず、最終追い切りでは絶好の動きを披露。スムーズに流れに乗って巻き返しを狙う。

▲8 ビックバレリーナ(牝、今津博之厩舎)は主導権を握って有利なレース運びができたとは言え、梅桜賞での半馬身差2着は評価できるもの。まくり上げてきたエムエスオープンの追撃を振り切り、直線で二枚腰を使った粘りとしぶとさはキラリ光っていた。勝ち負けに欠かせない1頭だ。

相変わらず東海の交流重賞でレベルの高さを発揮する兵庫勢もV圏内。△3 エイユーキャッスル(牡、兵庫・田中範雄厩舎)は展開に左右される差しタイプだが10戦して7連対を果たす。破壊力抜群の末脚が武器だ。

一方、△9 エイシンダンシャク(牡、兵庫・坂本和也厩舎)は転入初戦で3カ月半ぶりだった前走を5馬身差で圧勝。北海道戦歴も高く、多くの上積みが見込める2走目。兵庫2頭ともあっさりのシーンがあっても驚けない。

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馬単(マルチ) 2⇔3・7・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・7・8・9→3・7・8・9 3・7・8・9→2→3・7・8・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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