レース展望・予想
■2020年02月04日
前走圧勝ゴールデンサイクルが力を示す「如月特別」(笠松競馬)

2月4日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「如月特別」(C級15組(ロ)、笠松競馬場1400メートル)。

勝ち上がり組の好調馬対決だが、同条件を勝っている◎8 ゴールデンサイクル(牡4、尾島徹厩舎)が断然の人気になりそうだ。前走はマイル戦で、甘いスタートのため後方からのレースを余儀なくされたが、内を巧みにさばいて上昇。4番手まで押し上げた3コーナーで外に持ち出すとひとまくり。直線手前で早々に先頭に立つと直線半ばからは流して、6馬身千切ってみせた。約1年ぶりの実戦となった転入戦を鮮やかに逃げ切ったのもキラリと光ったが、連勝ゴールで改めて高い潜在能力をアピール。前走から200メートルの短縮だが、流れに乗りやすい外枠スタートは好都合。ワンランク上の力と勢いの違いを見せつける。

次位争いがポイントだが、その筆頭候補は○2 サンマルジュエル(牝4、花本正三厩舎)。ほぼ同条件である2走前のC級14組特別でしぶとく3着に食い込んでいる。また当地では【2・5・2・1】と勝ちみは遅いものの、流れを問わず堅実で相手なりに走れるタイプ。前走22組をしっかり勝ち切り、クラス慣れが見込める2度目の特別戦。前進を目指す。

優秀な勝ち時計が光るのは▲1 フライトゥヘヴン(牝4、笹野博司厩舎)。最近は時計が出やすい馬場コンディションだが、クラスを考えれば同距離の前走で1分30秒台を切ったのは価値が高い。先制もしくは流れに乗れれば再度勝ち負けへ。

気配のよさを転入戦でいきなり発揮した△4 サツキキャンディ(牝4、伊藤強一厩舎)や、末脚シャープな△9 エンジェルスマイル(牝4、田口輝彦厩舎)も連争いなら。

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馬単(マルチ) 8⇔1・2・4・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・4・9→1・2・4・9 1・2・4・9→8→1・2・4・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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