2月5日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「スズナ特別」(3歳1組、笠松競馬場1400メートル)。
絶対主役は不在も、当地初の1400メートル戦で変身した◎1 ルミナスアロー(牝、加藤幸保厩舎)の連勝に期待がかかる。前々走までの当地2戦はともにマイル。準重賞、重賞で相手も粒ぞろいの構成だった。2番手から積極的な競馬で挑んだが、3コーナーあたりから失速し、4、6着だった。それが距離短縮した前走、しかも自己条件の1組特別戦。わずかクビ差だったが、1400メートルで逃げ切り、1分27秒7の好時計を叩き出し移籍後初勝利を飾った。北海道でJRA認定新馬戦、2歳オープンの2勝を挙げたのは1000メートル。典型的スプリンターにとって短距離がやはりベター。ロスのない絶好の1枠スタートから発馬を決めて、連勝を飾るか。
強敵は同じ先行タイプの○5 ムスターファ(牡、湯前良人厩舎)。こちらも距離短縮した1400メートルを大歓迎。前走の重賞・ゴールドジュニアは果敢に主導権を奪い、勝ち馬から0秒4差の4着に粘ったように、高い先行力を持つ。同タイプの先行型ルミナスアローとの先制争いがあるのか、レースのポイントになりそうだ。
一方、差し馬向きの流れなら▲2 ワイエスキャンサー(牝、伊藤強一厩舎)が浮上。前走のゴールドジュニアは不良馬場で先行勢に有利に働き、追い込み不発に終わったが、ラブミーチャン記念やジュニアキングでは後方からシャープに3着まで追い込んでいる。ルミナスアロー、ムスターファの先行バトルになれば、頭狙いもできる。
好位キープからソツのないレース運びができ、相手なりに走れる△6 キセキタイム(牝、水野善太厩舎)も馬券に欠かせない1頭だ。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 1⇔2・3・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・3・5・6→2・3・5・6 2・3・5・6→1→2・3・5・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)