レース展望・予想
■2020年02月16日
スピード上位アバシリルビー「黒ユリ賞」(ばんえい帯広競馬)

2月16日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第45回黒ユリ賞」(3歳牝馬)が行われます。定量戦で全馬640キロで争われる明け3歳牝馬のナンバーワンを決める重賞です。前走は3歳A級-1組からB級1組まで差がありますが、定量戦なら当然格上馬に有利となります。当日の十勝地方は雪予報で、牝馬限定戦だけに忙しい競馬になるのは必至です。

◎3 アバシリルビー(金田勇厩舎)640キロを本命に推します。15戦して4勝を挙げています。デビューが6月と遅めのため出走数は少ないものの、新馬戦を勝ち、前走のA級1組で勝ち負けしているのは評価できます。デビュー当時の馬体重964キロも2走前には1020キロまで成長。障害力を生かして逃げ切るのが勝ちパターンです。ゴール前で詰めの甘さが見られるところがありますが、軽めの馬場を味方に勝利が期待できそうです。

○6 エンゼルフクヒメ(小林長吉厩舎)640キロが対抗です。初勝利が5戦目でしたが、21戦6勝とメンバー最多勝です。スタートダッシュが悪く後方からの競馬が多いですが、いちい賞では好位から直線一気の差し脚を見せて快勝しています。今回も道中で大きく離されずに追走できさえすれば、障害は巧者で逆転できる力は持っています。

▲10 フォルテシモ(坂本東一厩舎)640キロが3番手。16戦して3勝をマークしています。勝ち切れませんが、直線での叩き合いになった時の勝負根性が特長といえます。

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馬単 3→6・10・8・5(4点)
3連単(フォーメーション) 3→6→10・8・5(3点)

(文/小寺雄司)

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