3月25日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「チューリップ特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。
上位馬の評価差わずかだが、使われながら確実に上昇カーブを描く◎5 ミラクルシップ(牡6、川西毅厩舎)を中心視したい。今冬復帰後4、3、3着。前走A級2組も後方から外々を回りながら追い上げてみせた。距離不足の1400メートルもあって、先行勢を捕らえ切れなかったが、直線での自身の伸びは光っていた。3組に下がるうえ、【7・3・2・4】と好成績を残しているマイルに距離延長する。休養前にはオープン特別を勝ち切っている実力派でもある。そろそろ勝機到来と言えそうだ。
強さとモロさが同居するが、○7 ウエスタンラムール(牡8、宮本仁厩舎)は主導権を握った時の強さと先行力は折り紙つき。前走2組は控えるレースで早々に失速したが、2走前のマイルの4組では6馬身差つけて悠々と逃げ切っている。構成的に逃げにこだわるまでの同タイプは不在。不利な外枠スタートだが先制し、自分のレースに持ち込めば押し切りも狙える。
▲1 リョーシンヒナタ(牝7、塚田隆男厩舎)は前走では持ち前のしぶとさが影をひそめたが、堅実駆けに定評がある。距離、相手を問わないタイプでロスのない1枠スタートもプラスに作用する。
△3 トーセンシルバー(牝4、安部幸夫厩舎)はA級昇級後の3戦すべてで馬券貢献するなど、自在性があってレースもうまい。軽視できない。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 5⇔1・3・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・3・7・8→1・3・7・8 1・3・7・8→5→1・3・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)