レース展望・予想
■2020年05月31日
ミスカゴシマが佐賀3歳二冠達成へ「九州ダービー栄城賞」(佐賀競馬)

31日(日)の佐賀競馬メイン第10レースは重賞「第62回九州ダービー栄城賞」(3歳、佐賀競馬場2000メートル)。ダービーシリーズ2020の開幕戦です。

◎10 ミスカゴシマ(牝、平山宏秀厩舎)は、前走の佐賀皐月賞(5月3日、1800メートル)では逃げを打ち、外からキタカラキタムスメに並走されましたが、向正面で同馬を振り切って後続との差を広げました。直線でトップレベルに迫られましたが、クビ差(タイム差なし)凌いで勝利し、佐賀での連勝を10に伸ばし、重賞5勝目を挙げています。今回は佐賀皐月賞の上位5頭が揃って出走していますが、競りかけてきたキタカラキタムスメは不在となり、前走よりも楽に逃げられそうです。佐賀無敗での3歳二冠達成は濃厚でしょう。

○7 トップレベル(牝、三小田幸人厩舎)は、3歳になってからの5戦のうち4戦でミスカゴシマと対戦し、いずれも同馬の2着。佐賀皐月賞では直線で脚を伸ばして、逃げた同馬にクビ差まで迫っています。距離延長で逆転まで狙いたいところです。

▲3 エアーポケット(牡、真島元徳厩舎)は、4走前から前々走まで中距離戦を3連勝と一気に台頭してきましたが、佐賀皐月賞では優勝争いからはやや離れた3着でした。今回は佐賀皐月賞の上位再戦ですが、展開次第では優勝争いへの参加も十分に可能でしょう。

△4 アイノウィステリア(牡、東眞市厩舎)は、前所属地のJRAではダート中距離戦を4戦して4月に佐賀へ転入。初戦から3連勝で鯱の門特選(5月17日、1800メートル)を勝利し、ここへの出走権を勝ち取りました。佐賀3歳トップクラスとは初対戦となり、連勝の真価が問われる一戦です。

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馬単 10→7・3・4(3点)
3連単(1軸流し) 10→7・3・4(6点)

(文/上妻輝行)

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