レース展望・予想 |
5月5日(祝・火)の名古屋競馬メイン第11レースは「ポピー特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。
初のA級特別参戦でも主役は◎6 キクノゼファー(牡5、川西毅厩舎)だ。今冬、中央2勝クラスから転入してきた実力馬は当地で5戦4勝、2着1回。パーフェクト連対で、期待通り活躍する。前走A級4組では重賞覇者のトリマゴラッキに5馬身差で圧勝。改めて力を誇示した。先行力があり、差しに回っても脚を伸ばせるようにレースセンスがあり、距離の融通性もある。中央時代(19年6月)に川崎へ遠征し、中央1勝クラス交流戦を勝ち切っており、当地A級3組なら格上の存在と言える。
○7 シンティエンディー(牝5、宮本仁厩舎)が逆転を狙う。キクノゼファーには2月のB級1組で0秒6差つけられたが、主導権時の粘り、先行力に定評あるタイプ。同型キッズジョリーを制して先制したいところだ。注文通り運べば、リベンジもあるか。
もちろん、▲2 キッズジョリー(牡5、安部幸夫厩舎)も逃げがベスト。控える競馬もこなせないわけではないが、先制有利な内枠スタートのアドバンテージを生かしたい。
善戦止まりの走りが多い△3 ルビーロマン(牡5、竹下直人厩舎)は差し脚が生きる200メートルの距離延長が上積み材料になる。堅実駆けタイプの△4 ネイビーフラッグ(牡5、瀬戸口悟厩舎)も3連単候補に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単 6→2・3・4・7(4点)
3連単(1軸流し) 6→2・3・4・7(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
■レース展望・予想一覧 |