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5月7日(木)の笠松競馬メイン第12レースは「小瀬特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち負けレベルの馬ばかりでハイレベルなVバトル。好配当を期待して◎7 ナラ(牝4、湯前良人厩舎)を狙い撃ちしたい。3歳時には3歳1組特別戦勝利をはじめ、重賞のぎふ清流カップ(19年5月)、岐阜金賞(19年8月)でも銅メダルを獲得してみせた実力馬だ。ただ他地区の重賞遠征が多く、ハードスケジュールやローテーションが成長、ランクアップのさまたげになっていた。しかし能力的にはA級レベルの力量を持つ。春先もダートグレードが主戦場だったが、久々に地元に矛先を向けた前走B級5組で逃げ切り2着を8馬身ちぎって勝利。戦歴、相手関係を考えれば必然のパフォーマンスとも言えた。調教は軽めだが間隔のないローテーションだから当然のこと。勝ちっぷりの良さ、能力からB級1組でも十分期待できそうだ。
転入後無傷の6連勝を飾る○6 ゴールデンサイクル(牡4、尾島徹厩舎)が軸という点では上位。昇級初戦だった前走のB級2組も好位キープからアッサリ抜け出している。当地で底を見せていない連勝馬。高い評価が必要。
実績では▲4 エネルムサシ(牡7、笹野博司厩舎)。中央時に3勝を挙げ、ハイレベルな南関東ではB2クラスに在籍した地力派。転入戦の前走も難なく絶好スタートで仕留め、多くの面で上積みが見込める移籍2戦目。勝ち負けに欠かせない。
同条件のB級1組を過去に勝利している△2 オルオル(牝4、尾島徹厩舎)、△5 オクラ(牝4、尾島徹厩舎)も差のないV候補。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔2・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・4・5・6→2・4・5・6 2・4・5・6→7→2・4・5・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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