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6月11日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「しゃくなげ特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く混戦模様。レース巧者の◎9 オンワードマリー(牝5、宮本仁厩舎)が一番軸馬にふさわしそうだ。今年に入ってA級特別で6戦1勝、2着3回。勝ち切れない2着惜敗は目立つものの、唯一の勝ち星はレベルの高い中央条件交流レース(1月の名古屋1400メートル)で挙げており、価値は高まる。逃げ馬向きの馬場状況のなかでも持ち前の堅実差しを発揮している。動いた最終追い切りから依然として好ムード。ここも連対をキープだ。
○1 カレドヴルフ(牡6、角田輝也厩舎)は1枠スタートが、諸刃の剣になる。もまれ弱い面があり、強さともろさが同居するが、すんなりと流れに乗るととにかくしぶとい。オープンや重賞では成績がいまいちだが、同条件のA級2組では出走機会連続連対中。高い評価が欠かせない。
▲5 アスタークライ(牡6、原口次夫厩舎)は典型的な差しタイプで本質的に距離不足の感はあるが軽視できない。復帰初戦だった同条件・同距離の2走前には2馬身差の2着に食い込んでおり、こなせない訳ではない。差し馬向きの速い流れになってほしいところだ。
注文つきだが、主導権を握ると強さに定評がある△8 ペイシャブルー(牝6、迫田清美厩舎)が穴。同タイプの逃げライバル、モズオラクルとのハナ争いを制することができるかが好走条件になる。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔1・3・5・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・3・5・8→1・3・5・8 1・3・5・8→9→1・3・5・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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