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7月11日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには「わし座特別」(A2級-1組)が行われます。
先行力がある障害巧者が揃う実力伯仲のメンバー構成。前開催のこと座特別(A2級-1・2組決勝混合)は厳しい展開で、1着コマサンダイヤ、3着ココロノタカラ、4着カネゾウの同レース組が有力です。レース当日の十勝地方は大きな天気の崩れもなく、乾いた馬場でパワー勝負になりそうです。
◎9 コマサンダイヤ(牡3、金田勇厩舎)660キロを本命に推します。2歳シーズンのチャンピオンを決めるイレネー記念優勝馬です。今季はB1級からスタートし、初戦は2着アアモンドヒューマ(セン7、大友栄人厩舎)に1秒4差の1着で、その後3、5、2着。A2級初戦はスーパータイトル(牡10、鈴木邦哉厩舎)の2秒1の僅差2着で、前走のこと座特別は相手も一気に強化していましたが、好位を進み障害もひと腰から2着カンシャノココロに5秒2差をつける圧勝。ゴール前は余裕さえ感じられる強い勝ち方でした。前走時より10キロ増の660キロなら自慢のスピードで押し切れそうです。
○5 カネゾウ(牡9、久田守厩舎)680キロが対抗です。先行力がある障害巧者で39勝を挙げている実力馬。前走は出遅れぎみでしたが、先行勢に追いつき障害は5番手で切ると、直線末脚を伸ばし10秒7差の4着も、見せ場は十分でした。
▲8 ココロノタカラ(牡6、坂本東一厩舎)685キロが3番手です。今季は9戦して3勝、3着3回と勝ち負けがはっきりしています。増量と馬場が微妙なため3番手です。
<おすすめの買い目>
馬単 9→5・8・6・4(4点)
3連単(フォーメーション) 9→5→8・6・4(3点)
(文/小寺雄司)
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