レース展望・予想
■2020年07月28日
距離延長に望みハートプレイス「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(門別競馬)

7月28日(火)の門別競馬メイン第12レースは「第14回ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(2歳、門別競馬場1700メートル)。

栄冠賞を制したサイダイゲンカイはJRA札幌シリーズに向かうため出走せず。どの馬が勝っても重賞初Vとなる一戦だ。過去の結果を紐解いてみると、さすがはこの時期の2歳戦。戦歴の浅さから発揮できていなかった真の潜在能力がこの舞台で明らかにされるケースも数多いので、単純に“上位人気馬=強そう(に感じる)”ではなく、大半の馬にとって今回が初挑戦となる1700メートル(中距離)への適性なども想像しながら狙い馬を探ってみたい。

その観点からの狙いは◎10 ハートプレイス(牡、角川秀樹厩舎・父ネオユニヴァース)。1000メートルの新馬(JRA認定フレッシュチャレンジ)戦を4コーナー先頭から圧勝。続く2戦目で挑んだ日本一早い2歳重賞・栄冠賞では他のスピード馬に懸命に食い下がるも勝ち馬(サイダイゲンカイ)から0秒6差の5着。この戦績をみると「戦績的に◎は厳しいのでは?」と思われそうだが、その栄冠賞で、角川秀樹調教師がかねて兵庫への遠征時等に騎乗を依頼している兵庫のトップジョッキー・吉村智洋騎手が跨ったことからも陣営の期待の高さが窺われる。そもそも中・長距離に適性のある産駒が圧倒的に多いネオユニヴァースの牡駒だけに、今回1700メートルへの延長が吉と出る可能性も十分にある。おまけに、個人的に外枠での激走多い種牡馬と認識しているタイキシャトルが母の父でもあり、今回8枠10番からゆったりと先行態勢に入れそうなところに激走の可能性を感じ取る次第だ。ここは伏兵の激走に期待を懸ける。

○11 ノットリグレット(牡、田中淳司厩舎・父クロフネ)も重賞Vのチャンス十分だろう。前走栄冠賞では道中離れた最後方追走から上がりでダントツの末脚を発揮した。母は重賞6勝の名牝ノットオーソリティだ。

新馬戦圧勝時に高い将来性を感じさせた▲9 トランセンデンス(牡、田中淳司厩舎・父トランセンド)を巻き返し期待の単穴候補に据え、栄冠賞2着の△5 スティールグレート(牡、角川秀樹厩舎・父アジアエクスプレス)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

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3連単 10→11→9 10→11→5(2点)

(文/HDK)

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