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26日(水)の園田競馬メイン第11レースに「処暑特別」(A2、園田競馬場1700メートル)が行われます。
昨年の兵庫ダービー馬バンローズキングス、金沢・MRO金賞を制したテツの争いです。
昇級5戦目でクラス慣れある◎9 バンローズキングス(牡4、松平幸秀厩舎)を軸に置きます。5月の古馬混合での初勝利は強いレースでした。3番手の内で折り合うと、直線で外に出してゴール前鋭く伸びて、前を行く2頭(クールスモーキー、エストレラブランコ)を一気に差し切りました。昨年の3歳三冠では菊水賞6着後の兵庫チャンピオンシップJpnIIでJRA勢3頭に先着しての3着が、兵庫ダービー制覇に生きました。昨年11月からの古馬混合では13戦して前述の1勝のみですが、2着4回、3着2回の堅実駆けは魅力です。
成長度では昇級戦の○6 テツ(牡4、橋本忠明厩舎)です。重賞初制覇となった昨年7月の金沢・MRO金賞では前述バンローズキングス(3着)に先着しています。前々走はB1の園田1400メートルでしたが、4コーナーで先頭に立って2着キクノエスペルトを5馬身ちぎる圧勝でした。その再現を狙います。
A2を2勝している▲2 エイシンテースティ(牝5、坂本和也厩舎)が実績上位です。前走兵庫サマークイーン賞は大敗しましたが、7番人気だった前々走のA2では逃げ切って、2番人気バンローズキングス以下を一蹴しています。その時と同じ下原理騎手が手綱でスタート勝負です。
☆10 アーチデューク(牡6、保利良次厩舎)も前々走(A1・A2混合の園田1700メートル)を逃げ切っています。
ほか、テンから動くと粘りを発揮する△11 スリーピーアイ(牡6、北野真弘厩舎)、△3 クイントゥープル(牝6、保利良次厩舎)の両馬も連争いに加わります。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 9・6・2・10・11・3(30点)
3連単(2軸流しマルチ) 9⇔6⇔2・10・11・3(24点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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