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16日(日)盛岡競馬メイン第11レースは重賞「第21回若鮎賞」(2歳、盛岡競馬場芝1600メートル)。
◎7 マツリダスティール(牡、菅原勲厩舎)はデビュー戦の芝1000メートルを7馬身差で逃げ切って圧勝。59秒1の好タイムをマークしました。父エキストラエンドは、ディープインパクト×カーリング(仏オークス、ヴェルメイユ賞とフランスGI・2勝)という良血で今年が産駒デビュー。母シェーンブリッツはクロフネ産駒。その仔マツリダスティールはサンデーサイレンスの3×4のインブリードを持つ注目血統です。1600メートルへの延長もこなす素地が十分あり、今年の岩手2歳重賞勝ち馬第一号となるか。
○4 リュウノシンゲン(牡、菅原勲厩舎)は新馬戦、2戦目とスケール大きく連勝。着差以上に強さが際立っていました。今回は未経験の芝が課題となりそうですが、父がグランプリボスですし、持ち前のレースセンスで克服。逆転首位を狙います。
▲2 ゴールデンヒーラー(牝、佐藤祐司厩舎)も同じく2戦2勝。自慢のスピードが冴え渡っています。母母がダート5勝、近親にもダート活躍馬が多く芝が最大のネックですが、内が有利と言われる盛岡芝1600メートル戦。好枠を生かして逃げ切りまで。
△11 スターサーバル(牝、飯田弘道厩舎)は門別での新馬戦は9着でしたが、1戦ごとに着順を上げて4戦目に初勝利。直後に岩手入りしました。激戦区・北海道で揉まれてきた経験でアッサリも十分。
△1 インスピラーレ(牝、齋藤雄一厩舎)は注目種牡馬ドゥラメンテ産駒。門別の新馬戦2着で実力は証明済み。
△9 シタベッド(牡、飯田弘道厩舎)は直線確実に台頭する実戦派です。
<おすすめの買い目>
馬単 7→4・2・11・1 4・2・11→7(7点)
3連単(フォーメーション) 4・7→2・4・7・11→1・2・4・7・11(18点)
(文/松尾康司)
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