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27日(日)盛岡競馬メイン第9レースは、地方全国交流「第22回岩手県知事杯OROカップ」(盛岡競馬場芝1700メートル)。
◎10 フジノロケット(牡3、北海道・米川昇厩舎)は2歳時に芝の地方全国交流・ジュニアグランプリを快勝。今年はオパールカップへ参戦しましたが、ダートでの施行で無念の2着に敗れました。その後、JRA札幌へ2度挑戦しHTB賞で3着を確保。前走7着は直線で前が壁になる不利があり、仕方なしの結果でした。メンバーは強力ですが、今が成長期の3歳馬。過去10年で3歳馬が3勝のデータも見逃せません。
○3 アップクォーク(セン7、兵庫・新井隆太厩舎)は中央5勝から兵庫へトレード。初戦4着から芝の地方全国交流・せきれい賞へ参戦。3〜4コーナー中間で一気に先頭に立ち、初重賞を獲得しました。その後は岩手県知事杯OROカップ一本に絞って調整を進め、盛岡芝のタイトル2連勝へ王手をかけました。
▲4 ロワアブソリュー(牡7、櫻田康二厩舎)はダートに替わって本領発揮。トライアル・桂樹杯も完勝し、2連勝を飾りました。地の利を生かし、地元馬の連覇を飾るか期待が高まります。
△7 ランガディア(牡6、板垣吉則厩舎)は今年4月に転入。ダート経験は一度のみでしたが、赤松杯、シアンモア記念、みちのく大賞典と重賞3連勝。岩手のトップに君臨しました。金沢遠征・イヌワシ賞は3着でしたが、芝で反撃。芝・ダート両重賞制覇を狙います。
△6 コスモリョウゲツ(牡6、板垣吉則厩舎)は昨年のこのレースの覇者。自慢のまくりを決めたいところです。
△8 ロードヴァンドール(牡7、川崎・佐々木仁厩舎)はせきれい賞が2着でしたが、約3カ月ぶりの実戦も走りに影響。コース2度目で巻き返し必至です。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔3・4・7(6点)
3連単(フォーメーション) 3・10→3・4・7・10→3・4・6・7・8・10(24点)
(文/松尾康司)
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