レース展望・予想
■2020年09月11日
末脚強烈スパークルメノウ「東海クラウン」(笠松競馬)

9月11日(金)の笠松競馬メイン第12レースは「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1600メートル)。

上位馬の評価差はわずかだが、決め脚絶好調の◎6 スパークルメノウ(牡6、今津博之厩舎)が中心だ。転入当初は手探りな面もあって不発に終わっていたが、7月の地元B2戦から一変。後方からのレース運びは変わらないものの、装着したブリンカー効果で直線大外一気劇。ど派手に突き抜け、4馬身差の完勝で飾った。昇級戦の7月A級5組も難なくクリアすると、前走は初挑戦のオープンも鋭く抜け出し、勝利を収めてみせた。追い込み一手で脚質的には初経験になる笠松コース向きとは言えないが、メンバー構成はさばきやすい7頭立て。何より、3連勝中の上り詰める勢いはメンバー中、屈指。笠松のオープン制覇にも当然高い期待がかかる。

馬場改修でひと息入った臨戦過程だったが○2 シャドウチェイサー(セン8、川嶋弘吉厩舎)の7馬身千切った前走は圧巻だった。勝ち時計もさることながら快速先行ぶりは光っていた。前走から200メートル延長したマイルの成績はイマイチながら、勝ちっぷりから高い評価が必要だ。

同様にモロさが同居するが、勝ちパターンのベストの主導権がかなえば▲4 コルテ(牡4、川西毅厩舎)も勝ち負けに欠かせない1頭。

転入後の当地2戦が2、3着と勝ち切れていない△7 タイセイエクレール(牡7、後藤佑耶厩舎)だが、中央時には5勝、そして北海道、南関東での戦歴からもっと活躍していい実績派。主戦場は短距離だが、マイルの距離でも軽視できない。

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馬単 6→2・4・7(3点)
3連単(1軸流し) 6→2・4・7(6点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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