レース展望・予想
■2020年09月20日
スピードの違い見せるかハナイロコマチ「飯田風の盆賞」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催になります。9月20日(日)最終第11レースの「飯田風の盆賞」(B1級二組、金沢競馬場1500メートル)は、上位4頭の力量が接近しており、馬券の組み合わせ次第では好配当が狙えそうです。

◎8 ハナイロコマチ(牝4、中川雅之厩舎)は昨季北海道から転入してきて、いきなり4戦続けて連対した快速馬です。順調かと思われましたが重賞初挑戦となった徽軫(ことじ)賞で、他馬に競り込まれて12着に大敗してしまい、リズムを崩してしまいました。その後は先手が奪えず差しに回るレースが続いていましたが、前走のB1級二組で久々にハナを切ってスピードを発揮し2着に粘り込みました。復調のきっかけをつかんだようで、外枠に入った今回も落ち着いてスタートを決めて逃げられれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

○6 マヤノガルネリ(セン5、田嶋弘幸厩舎)も前走で2着と約11か月ぶりに連絡みをしており、復調がうかがえます。前々回に熱発で出走取消するなど今季は順調さを欠いていましたが、連続して1500メートル戦を1分37秒台で駆けられるのは、やはり底力がある証拠です。昨秋にはA1級で2勝を挙げて年末の中日杯に駒を進めた経歴もあり、得意な道悪馬場になるなら今回も好勝負ができそうです。

▲5 ケイサンパルプンテ(牡6、金田一昌厩舎)は前走マヤノガルネリと同じB1級一組で2番人気に支持されましたが、好位から伸び切れず4着でした。前々回に熱発で出走取消をした影響もあって、本来のしぶとく詰め寄ってくる末脚が発揮できませんでした。引き続き軽めの調整ですが、ひと叩きされた効果でレース勘が戻れば、上位争いに加わってきそうです。

△7 ダイユウブライアン(牡4、高橋優子厩舎)は今季大井から戻ってきてからはまだ白星はありませんが、前走も3着まで追い上げており、B1級でもやれる手応えをつかんできています。今回も外枠に入ったことで揉まれずにレースを運べれば流れ込みが図れそうです。

上位4頭のほかに警戒が必要なのは△1 プラチナバディ(牡9、加藤和義厩舎)です。前走も3着まで追い上げてきたように、直線に向けば堅実に伸びてくるタイプです。前崩れの展開になれば再度出番がありそうです。

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馬単(ボックス) 8・6・5・7・1(20点)
3連単(フォーメーション) 8→6・5・7・1→6・5・7・1 6・5・7・1→8→6・5・7・1(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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