レース展望・予想
■2020年09月22日
ヒシコスマーが総合力でリード「白神賞」(盛岡競馬)

22日(祝・火)の盛岡競馬メイン第10レースは「白神賞」(B1級、盛岡競馬場芝1000メートル)。

◎4 ヒシコスマー(セン5、櫻田康二厩舎)はJRAでのデビュー戦、3戦目と芝1400メートルを快勝。朝日杯フューチュリティステークスGIも含め、重賞へ4度挑戦の実績を誇ります。その後、南関東へ移籍して芝の地方全国交流・OROカップへ参戦。低評価を覆して2着に突っ込み、超万馬券を演出しました。続くOROターフスプリントを11着後、約7カ月の休養を経て転入。芝からダート変更の1000メートル戦を快勝し、前走・芝1700メートル戦でも2着を確保。各馬が一長一短のメンバー構成の中にあって総合力でリード。絶好の勝機を迎えました。

○9 ラハイナヌーン(牝4、櫻田康二厩舎)は中央未勝利に終わりましたが、2着は5回。そのうち3回は芝1200メートルでのものでした。兵庫2戦を経て岩手入りし、初戦の芝1600メートルが8着。出遅れがこたえて自分の競馬ができなかった印象でした。1000メートル戦は未経験ですが、距離短縮は望むところ。今度こそ本領発揮するか注目です。

▲7 スティルプリンス(牡7、村上昌幸厩舎)は短距離を専門に使われて今季1勝、2着1回。往時の迫力は薄れつつありますが、盛岡芝1000メートルでは過去2勝、2着1回と好成績。先手さえ取れれば反撃必至と見ます。

△10 シンボリタピット(牡8、佐々木由則厩舎)は中央時に芝で3勝の実績。前走3着でその片りんをのぞかせました。忙しい競馬が確実ですが、芝なら上位争いでしょう。

△3 プラネットナイン(牝6、佐藤雅彦厩舎)は芝未経験ですが、前走2着を評価します。

△8 サンエイイーグル(牝5、鈴木七郎厩舎)は近走精彩を欠いていますが、芝に活路があるかもしれません。

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馬単 4→3・7・9・10 7・9→4(6点)
3連単(フォーメーション) 4・9→4・7・9・10→3・4・7・8・9・10(24点)

(文/松尾康司)

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