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10月30日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ギンネム特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く混戦模様も、3歳戦で結果を残したフレッシュ3頭に熱い視線が注がれそうだ。
3頭いずれも魅力いっぱいだが、近走気配で上回る◎2 ナムラマホーホ(牡3、藤ケ崎一人厩舎)を中心視する。前走は重賞初挑戦でレベル高い地方全国交流・秋の鞍で4着。後方から追い上げて地元勢最先着を果たし、地力強化をアピールした。7月には中央3歳未勝利との交流戦を好時計で鮮やかに逃げ切ると、3歳1組で2勝を挙げた実力馬でもある。控えるレースもこなせる自在性があるのも魅力。古馬初対戦もいきなりクリアの可能勢十分だ。
○6 コパノライダー(牡3、角田輝也厩舎)は前走・秋の鞍では流れに乗れずシンガリ大敗を喫したが、7月のマイルの3歳1組でナムラマホーホに土をつけた。2走前は古馬と初対戦のA級4組を4馬身差快勝で決めている。同タイプの逃げ・先行ライバルが多く楽なレースは望めないが、主導権を奪えば押し切りも。
▲10 エムエスオープン(牝3、竹下直人厩舎)はデビューから2、3歳タイトル戦線をけん引してきた今世代のトップグループの1頭。東海ダービー2着をはじめ重賞2勝のキャリアは上位の存在だ。秋の鞍は休養明け初戦もあって見せ場なく9着に終わったが、ひと叩きされたことで中間ムードが大幅にアップ。鮮やかな変身を見せていい。
古馬勢では△7 エールドール(牝4、角田輝也厩舎)の巻き返しに期待。最近2戦の重賞から条件が大幅に緩和される。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・6・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・6・7・10→4・6・7・10 4・6・7・10→2→4・6・7・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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