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10月9日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「第47回オータムカップ」(笠松競馬場1900メートル)。
北陸・東海・近畿の3地区交流重賞(SP2)なら、相変わらず強さを発揮するハイレベルの兵庫勢を中心視するのがベター。当地の3歳重賞・ゴールドジュニアを最後方からの一撃で仕留めた◎5 オオエフォーチュン(牡4、兵庫・住吉朝男厩舎)を狙いたい。兵庫ダービー3着をはじめ、名古屋・秋の鞍(19年9月)でも銀メダル獲得。力、実績的に最右翼の存在だ。復帰戦の重賞・摂津盃は不発7着に終わったが、前走のA1・A2級特別戦を快勝し、好ムードで乗り込んでくる。当然、勝ち負け筆頭だ。
東海勢では地元の○2 シャドウチェイサー(セン8、川嶋弘吉厩舎)に注目したい。馬場改修工事でひと息入ったあとの最近2戦をともに逃げ切り、7馬身差ちぎってV。8歳のベテランだがリフレッシュと休養効果がプラスに作用したようだ。2着からハナ差3着に逃げ粘った昨年以上に臨戦ムードがいい。兵庫勢相手に地元ファンの前で大仕事の可能性は十分。
一方、前走のオープン特別ではシャドウチェイサーにちぎられたが▲3 スパークルメノウ(牡6、今津博之厩舎)はコース慣れが見込める2度目の笠松出張戦。ブリンカー装着後は4戦連続連対中でもある。まくり一撃を得意とする末脚自慢だけにレースの流れがポイントになりそうだ。
中央時に2勝のキャリアがあり、転入戦でいきなりメドを立ててみせた△8 スワーヴノートン(牡6、田口輝彦厩舎)に、兵庫勢もう1頭の刺客△1 コスモヴァーズ(牡6、兵庫・飯田良弘厩舎)も差はわずか。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・2・3・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・3・8→1・2・3・8 1・2・3・8→5→1・2・3・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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