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10月18日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第43回ナナカマド賞」(2歳)が行われます。
2歳シーズン三冠の第1弾。別定戦のためハンデが課せられています。最軽量馬が550キロのアバシリサクラなど牝馬3頭、570キロがキタノダンディ、ネオキングダム(牡、坂本東一厩舎)など6頭、トップハンデが580キロのアルジャンノオーでその差は最大で30キロとついています。7戦5勝のアルジャンノオーを筆頭に、4勝馬のアバシリサクラやネオキングダム、3勝馬のキタノダンディなど好調馬が多く激戦が予想されます。重量が前走時よりも一気に35キロから45キロ増となる登竜門です。
7戦してメンバー最多の5勝◎7 アルジャンノオー(牡、松井浩文厩舎)580キロを本命に推します。2、3着の各1回はともに牝馬アバシリサクラに敗れていますが、その着差は2秒2、3秒0の僅差です。当時のハンデ差を考慮しても力量差は明白といえるでしょう。今回はトップハンデの出走で最大30キロの重量差は厳しいですが、馬場状態も重めでパワーが要求される重賞レース、三冠を狙う逸材のこの馬にとってここは負けられない一戦です。
○6 キタノダンディ(牡、村上慎一厩舎)570キロが対抗です。デビュー戦は4着と初戦勝ちは飾れませんでしたが、2、3戦目を連勝しオープンで勝ち負けしているスピード自慢。3走前には障害で膝をついて9着と惨敗していますが、今回はそれも修正されています。先行力と障害力を生かして初重賞に挑みます。
▲10 アバシリサクラ(牝、金田勇厩舎)550キロが3番手です。アルジャンノオーに唯一、2度勝利している牝馬ナンバーワンホースです。ハンデ差はありましたが差し脚切れるアルジャンノオーとの叩き合いを制した末脚の切れは本物です。
<おすすめの買い目>
馬単 7→6・10・9・8(4点)
3連単(フォーメーション) 7→6→10・9・8(3点)
(文/小寺雄司)
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