レース展望・予想
■2020年11月24日
地力強化が目立つエスカレードフジ「冬晴特別」(名古屋競馬)

11月24日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「冬晴特別」(A級5組、名古屋競馬場1600メートル)。

上位馬の評価差わずかで激戦模様だが、好調な先行力が光る◎6 エスカレードフジ(牡4、藤ケ崎一人厩舎)の勢いに魅力を感じる。最近3走のB級特別をいずれも高く安定した先行力と粘りを発揮。2勝、2着1回と3戦連続して連対を果たしている。特に前走は、開催前の砂の大幅補充で“逃げ馬受難”の不利な馬場コンディションのなか、価値の高い逃げ切りで飾ってみせた。4歳秋を迎え、メキメキと力を蓄え、地力アップを証明する。A級への昇級初戦だが、逃げにまでこだわる強力ライバルは不在。再度、先制も可能なメンバー構成。いきなりA級初勝利は十分だ。

ただ1頭の3歳馬○3 ニシノステラ(牝3、坂口義幸厩舎)の前走は逃げ不利な馬場に泣いたようだ。積極的に主導権を握ってレースを進めたが、直線の粘りが甘くなり4着に終わった。ただ、一般格付け後の2走が3、4着。ともに好勝負を演じるように、持ち前のしぶとい走りをアピールする。ここも勝ち負けに欠かせない1頭だ。

その同じ前走で、いきなり当地A級特別戦に目途を立てたのが▲5 アドミラルティ(牡7、宮本仁厩舎)。控える競馬ながら直線、堅実に差して2着と上々のスタートを切った。好走パターンの先制でなく、しかも重たいインコースから連対した点も評価できる走りだった。環境やコース慣れが見込める移籍2戦目で上積みは大きい。上位2頭との差はわずかだ。

昇級初戦の前走でA級戦でも戦える目途を立てた△7 クインザビクトリー(牝4、安部幸夫厩舎)や堅実駆けタイプの△9 ネイビーフラッグ(牡5、瀬戸口悟厩舎)もV候補。

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馬単(マルチ) 6⇔3・5・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・5・7・9→3・5・7・9 3・5・7・9→6→3・5・7・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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