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11月30日(月)の笠松競馬メイン第10レースは「奥飛騨温泉郷特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
絶対主役不在で激戦ムードだが、転入初戦の勝ちっぷりに底力を感じさせた◎6 ディープスピリッツ(牡6、水野善太厩舎)からの狙いがベターだろう。追い切りを消化せず軽めの調教で臨み、不安同居した前走のB・C級混合戦。しかし全く杞憂(きゆう)だった。好位キープから早めの抜け出し劇。終わってみれば7馬身差圧勝で、力を大きくアピールした。中央時に1勝クラス(19年12月・中京ダート1800メートル)で3着入着した力の証しだった。コース慣れなど多くの面で上積み材料が見込める2戦目。しかも中距離は中央在籍時の主戦場で、距離延長は望むところ。連勝に期待がかかる。
最大ライバルは当地マイルで実績ある○1 ストレイトスタイル(牝4、後藤佑耶厩舎)。同条件同距離だった3走前の10月1組特別では不発に終わったが、堅実駆けタイプで、笠松マイル戦は【3・0・1・3】。1400メートル戦よりも良い成績を挙げている。前走4組での差し脚も光っていた。追い切り気配もよく、逆転を狙う。
▲8 ゼネラルマッターレ(牝5、花本正三厩舎)は前走同様に、流れに乗りやすい外枠スタートを歓迎。好位キープから積極策で前記2頭の追い上げを阻止するか。
注文はつくがマイペースの逃げに持ち込めば△5 シオジスター(牝5、湯前良人厩舎)の粘り込みや、前走に復調気配が感じられた実力馬△3 シーザワールド(牡7、加藤幸保厩舎)も一撃を十分秘める。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・3・5・8(点)
3連単(フォーメーション) 6→1・3・5・8→1・3・5・8 1・3・5・8→6→1・3・5・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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