レース展望・予想 |
サンプルは少ないが火曜前半のレースを見る限り、先週よりも更に馬場がタフになり外差し決まる傾向に。近走上がり上位馬に注意。さてメインはダートグレード兵庫ジュニアグランプリ。今年の中央ダート2勝馬二騎がいずれもハイレベルな上、地方勢も粒揃い。飛躍誓う2歳馬の決戦に乞うご期待。
8R〈上位拮抗〉[6,1,5]
◎ イヴリーヌ
前走の勝ち時計は同日C2クラス一組戦と同等のタイム。2走前と違い小細工なしの外回りでねじ伏せた点にも価値があり、引き続き相手も手頃となれば斤量増でも信頼。
○ テンジュイン
前走の一変理由は掴めぬままだが、少なくとも好位のインをソツなく回る形なら格好が付くことは示した。前走の時計だけ走れれば間に合うメンバーな上、前走同様のレース運びができる最内枠なら連勝まで十分。
▲ ゴッドカーヌスティ
前走は相手関係に恵まれての3着だけに過大評価は禁物。ただ元々の中央成績を考慮すればまだ伸び代があるはずで、2走目の上積みを見込めばノーマークまでは危険か。
9R〈順当〉[3,4]
◎ ハルカゼ
休み明け+距離合わずの前走が4着なら十分合格点。休養前の実績からもB2クラスは恵まれている条件で、2走目適距離の今回はキッチリ決める。
○ トゥリパ
いずれも先行勢に厳しいペースとなりながらコンマ3秒差にまとめた近2走内容が非常に優秀。ひと頃の発馬難も解消されつつあり、もう展開ひとつ。
10R〈平穏〉[10]
◎ カツゲキダイオウ
東海競馬の星カツゲキキトキトの弟。血統馬らしく3歳を迎えて頭角を現し、近走ではハイレベルな門別Aクラスでも大活躍。戦歴から兵庫B1編入は明らかに恵まれており、追い切りも楽々好時計マークとなれば順当に力の違いを見せつける。
11R〈一騎打ち〉[1,7]
◎ デュアリスト
昇級戦の前走がノーステッキのまま7馬身差大楽勝。勝ち時計も優秀ながら手応え的にはまだまだ詰まる余地まであったほど。中間は坂路で猛時計を叩き出すなど上昇度も著しく、重賞獲りへ態勢万全。
○ ゼンノアンジュ
当レースに好相性の京都なでしこ賞勝ち馬。その前走はテン良し終い良しの内容でラクに後続を突き放し、勝ち時計はこれまでのなでしこ賞で最速。出脚、反応ともに一戦毎の良化が凄まじく、重賞制覇は明確に見えた。
12R〈平穏〉[7]
◎ リュヌドミエル
やや反応にモタ付きながらでも終わってみれば4馬身差快勝。2ヵ月振りで馬体増だった点を考慮すれば一叩き効果は大きく、中央実績からも昇級はまったく問題なし。
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