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12月14日(月)の笠松競馬メイン第10レースは「銀嶺特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかだが◎3 マサノビジョン(牡4、笹野博司厩舎)が一番軸馬にふさわしい。休養明けの今秋4戦を2勝、2着2回。パーフェクト連対を誇るように、B級上位の力を持つ安定勢力だ。先行力があって差しにも回って末脚を伸ばせるレース巧者は展開、流れへの融通性も高い。マイル戦の同条件だった2走前は4馬身(コンマ8秒)差2着に終わったが、仕切り直しの前走2組を中団から鋭い決め脚で仕留めたように1400メートル戦の方が相性もいいタイプ。待望の1組特別の初制覇といくか。
一番のライバルが好調な○5 エポドスミノル(セン5、後藤正義厩舎)。B級への昇級初戦こそ後方からのレースで追い込み不発に終わったが、その後の3走は好位からソツのないレース運びでいずれも連対。なかでも2走前の同条件ではアタマ差2着と勝ちに等しい走りでしっかりアピールしている。互角の高い評価が必要だ。
ひと叩きした効果で▲2 アイムワン(牡5、後藤正義厩舎)も逆転が十分。手探り面があった転入初戦の前走のB級1組特別ではタイム差こそあったが後方から鋭く2着まで追い上げて大いに見せ場を作った。コースや環境慣れが見込める転入2戦目で上積み材料は多い。レベルの高い北海道、兵庫の戦歴から考えても上位2頭との差はない。
相手強化されたがスピード非凡な△7 タイガーストライプ(セン4、東川公則厩舎)も自分のペースで逃げられれば押し切りが狙える。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔2・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・5・7・8→2・5・7・8 2・5・7・8→3→2・5・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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