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12月29日(火)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第49回ばんえいダービー」(3歳)が行われます。定量戦で牡馬730キロ、牝馬710キロで世代最強馬を決める重賞競走です。日本中に“ダービー”と冠名が付くレースは多くありますが、ばんえいダービーが極寒の中、一番遅い時期に実施されます。
◎3 キョウエイリュウ(牡、村上慎一厩舎)730キロを本命に推します。2歳新馬戦から10連勝した逸材です。2歳シーズン三冠の第1弾・ナナカマド賞、第2弾・ヤングチャンピオンシップを勝利。定量戦で行われた最終戦のイレネー記念では圧倒的な1番人気に支持されましたが、障害で止まり競走中止。二冠で終わりました。明けて3歳となってからは相手強化で苦戦が続き、勝ち切れませんでしたが、3歳限定のとかちダービーで勝利しています。2走前のばんえい菊花賞ではスタートから好位を進み、障害を先頭で切り、直線余裕をもってゴール、漸く強い姿を見せつけました。定量戦の今回は重賞連勝の期待がかかります。
○1 カイセドクター(牡、坂本東一厩舎)730キロが対抗です。2歳時には4勝を挙げています。重賞ではヤングチャンピオンシップ3着、イレネー記念でも3着。3歳になって8勝を加えており、ばんえい大賞典では勝ち馬コマサンダイヤからコンマ4秒差2着と健闘しています。
▲4 コマサンダイヤ(牡、金田勇厩舎)730キロが3番手です。2歳時は4勝。ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ4着とともにキョウエイリュウに敗れていますが、最終戦のイレネー記念を勝利しています。
<おすすめの買い目>
馬単 3→1・4・9・8(4点)
3連単(フォーメーション) 3→1→4・9・8(3点)
(文/小寺雄司)
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