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レース展望・予想
■2021年01月31日
初代勝ち馬に名を刻むかネオキングダム「翔雲賞」(ばんえい帯広競馬)

1月31日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第1回翔雲賞」(3歳牡馬)が行われます。

今年から新設された3歳牡馬限定戦です。別定戦でアルジャンノオー、ネオキングダム、シュトラールの3頭が645キロで、他7頭が640キロとその差は僅か5キロなら上位馬有利な一戦です。馬場状態は金曜日の大雪の影響もあり時計勝負の競馬になりそうです。

◎4 ネオキングダム(坂本東一厩舎)645キロを本命に推します。今季6勝を挙げている障害巧者です。デビュー2戦目に初勝利を挙げてからはAクラスに格付けされ、青雲賞では勝ち馬アルジャンノオーから1秒5差の2着、ナナカマド賞も勝ち馬アバシリサクラから2秒3差の2着、2走前のヤングチャンピオンシップでも勝ち馬アルジャンノオーからコンマ2秒差の2着と惜敗しています。今回の条件は出走全馬初の高重量で、障害の巧拙が勝負を左右するのは必至。障害巧者のこの馬に期待が掛かります。

○8 アルジャンノオー(松井浩文厩舎)645キロが対抗です。新馬戦から3連勝した快速馬です。青雲賞では1番人気に応え1着、ナナカマド賞でも当然1番人気に支持されましたが、障害で止まり9着と惨敗、その後4戦は掲示板を外しましたが、ヤングチャンピオンシップでは初のブリンカー装着の効果か強い勝ち方で優勝しています。ここも障害のカカリ次第では逆転もあります。

▲10 シュトラール(松井浩文厩舎)645キロが3番手です。新馬戦から3連勝した逸材でここまで6勝を挙げているスピード馬です。ナナカマド賞は4着、北見産駒特別4着と勝てないまでも、障害はひと腰で切っています。切れる脚が長く使えないのが弱点といえますが、ゴール前の辛抱次第です。

△1 タカナミ(金山明彦厩舎)640キロもスピードと障害自慢。前走シュトラールの3着もゴール直前は先頭にいました。今回は力を試される正念場です。

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馬単 4→8・10・1・3(4点)
3連単(フォーメーション) 4→8→10・1・3(3点)

(文/小寺雄司)

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