レース展望・予想 |
2月26日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「アメジストオープン」(A級1組、名古屋競馬場1400メートル)。
得意の1400メートル戦ならもちろん◎3 アドマイヤムテキ(牡8、角田輝也厩舎)が主役だ。1月の重賞・名古屋記念を連覇したようにベストな距離。前走のオープンは2着に終わったが、逃げ有利な雨馬場を生かした勝ち馬にコンディションが味方したため。半馬身差まで追い上げたキレ、差し脚は悪くなかった。最終調整で一杯に追い切ったことから仕上がりに不安もない。唯一の懸念材料は引き続き雨馬場が予想される点。再度先行タイプにスピード負けする可能性も否めないが、それでもきっちり力で連対はキープする。
昨年末の笠松グランプリでシンガリ大敗を喫した○1 メイソンジュニア(牡7、川西毅厩舎)が、放牧でひと息入れて立て直してきた。芝ながら中央の重賞戦線で2、3着実績があるキャリア馬は、昨年11月の笠松のオープンをインパクト満点の豪快まくりで一蹴。底力は折り紙つきだ。笠松グランプリは競走リズムに乗りきれなかったが、帰厩後の調教ムードは上々。打倒アドマイヤムテキに虎視眈々(たんたん)だ。
1400メートルでも勝ち星はある▲2 ユノートルベル(牝5、櫻井今朝利厩舎)は中央や兵庫在籍時の主戦場は中距離だった。昨冬の東海転入後もマイル以上のレースに使われているため、久々の短距離戦で流れに乗ってレースが運べるかがポイントになる。
注文はつくが△4 メモリーパール(牝5、塚田隆男厩舎)は主導権を握った前走のように先制を決めれば、粘り込みが期待できる。
条件緩和した△5 エイシンハルニレ(牡4、角田輝也厩舎)が穴。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・2・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・4・5→1・2・4・5 1・2・4・5→3→1・2・4・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
■レース展望・予想一覧 |