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24日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「ラジオ関西特別」(B1、姫路競馬場1500メートル)が行われる。
◎2 マッカートニー(牡8、保利良平厩舎)がたたき2走目で押し切る。昨年4月以降は屈腱炎で長期休養を余儀なくされたが、復帰戦となった前走は逃げ粘って2着。押し出されて逃げる予想外の形となったが、折り合いなどレース運びは問題なし。最後は久々の分で息が持たず勝ち馬の末脚に屈したものの、休み明けとしては上々の内容だった。一度使った効果で今度は息持ちも変わってくるだろうし、すべてにおいて上積みが見込める。勝ってA2復帰を決めたい。
○5 ラストリンクス(牡5、新子雅司厩舎)は前走持ち味のロングスパートがようやく決まって、昨年から通して4戦目で姫路初勝利を挙げた。昨年11月の復帰当初に比べると、使いつつ着実に状態が上がってきた印象を受ける。昨年は春にB1で2着4回の実績があるように昇級の壁はなく、今回も自分の競馬に徹するだけ。
▲7 バンローズキングス(牡5、松平幸秀厩舎)の前走は大外枠で終始外を回らされる展開となったが、4着に粘って休み明けだった2走前から大きく前進した。3歳時に兵庫ダービーを制覇後も休みなくコンスタントに使われていたが、昨年10月以降に初めて休養を挟むと、馬体はふっくらして回復した。あとは実戦感覚を取り戻すだけ。まだ上を目指せる素質があるだけに、そろそろ復活を期待したい。
☆1 イチバンヤリ(牡5、松浦聡志厩舎)は前走57キロを背負って痛恨の出遅れと不完全燃焼だった。できれば行き脚のつきやすい外枠が良かっただろうが、2走前の勝ちっぷりが良かっただけに、発馬さえしっかり決まれば巻き返してくるだろう。
△3 ミキノエイトビート(牝4、大石省三厩舎)は距離を問わず、マイペースに逃げればかなりしぶとい。今回は何が何でも逃げたい馬が他におらず、単騎逃げがかないそう。一発を警戒したい。
△8 キザシ(牡9、栗林徹治厩舎)は5走続けて人気以上に走っているように好調ぶりが光る。スッと切れる脚がないので勝ちきるまではいかないが、前々で粘り込む形ができれば今回も馬券圏内に入ってきそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔5・7・1・3・8(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 2⇔5・7・1・3・8(60点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)
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