レース展望・予想 |
5月19日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「浪貝特別」(A級3組、名古屋競馬場1800メートル)。
リフレッシュ効果で◎3 マクルーバ(牝6、竹下直人厩舎)が素早い反撃だ。最近2走が8、4着とらしくない走りに終わっていたため、中間にひと息入れて1開催休み、リフレッシュに充てられていた。その効果か、最終追い切りではテンから飛ばして好ラップをマークした。当地初の1800メートルになるが、中央在籍時の主戦場は中距離。しかも1勝クラスの1800メートル戦で入着キャリアがあり、むしろ望むところ。メンバー的に、行こうと思えば主導権も握れる構成利もある。リスタートを鮮やかに飾りたい。
最大ライバルは好ムードの○1 キョウワスピネル(牡6、宇都英樹厩舎)。展開に左右される典型的差しタイプで勝ち切れない走りが確かに多い。しかし前走3組での3/4馬身差2着は上がり3ハロンを36秒6の驚異的なキレをマークして突っ込んだ価値ある走り。甘いスタートのため、不利な後方からのレースを余儀なくされているが、直線で決まって鋭いキレを発揮し、好勝負に持ち込んでいる近況。さばきやすい少頭数7頭立ては好材料で、久々に突き抜けていい。
▲2 キンイロノツバサ(牡5、藤ケ崎一人厩舎)はひと叩きされて上積みがある。間隔が空いていた前走は道中、掛かったロスも響いて5着に失速した。1400メートルながら2月には2組でも好位からシャープに差し切っている。注文はつくがうまく折り合えばチャンスが生まれる。
一方、仕上がり度がポイントは△4 スマートサーブル(牡5、竹下直人厩舎)。休養直前の2組では連続連対した実力派だ。3カ月半ぶり実戦はハンデだがやはり軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・2・4(6点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・4→1・2・4 1・2・4→3→1・2・4(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
■レース展望・予想一覧 |